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秋田県羽後町「スタジオいなご」のブログ

秋田県羽後町で美少女イラストの商品をつくったりイベントをやったりして、地道な活動をつづけている、「スタジオいなご」所属のライター山内貴範のブログです。商品の情報や日々思ったことなど、つれづれなるままに執筆しています。
スタジオいなごのページ
http://studioinago.web.fc2.com/
スタジオいなごの通販ページ
http://cart05.lolipop.jp/LA06802470/
秋田県の魅力って?
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    「秋田県の魅力ってなんですか?」と聞くと、よくある答えが以下の例です。

    「人柄がやさしい」
    「素晴らしい自然がある」
    「誇れる文化がある」
    「おいしい食べ物がある」

    これらは、以前、秋田県庁である職員さんと話した時に出た回答です。

    正直、これらのものって秋田県じゃなくてもどこの県にもあります。全然珍しいものではありません。

    そう言うと東京には自然がない、と反論されそうですがとんでもない。多摩地方の檜原村の自然、そして世界遺産登録の小笠原諸島など、東京は素晴らしい自然の宝庫です。

    私は大学時代に日本各地を放浪しましたが、ヒッチハイクをすれば乗せてくれる人はたくさんいましたし、見ず知らずの私を無償で家に泊めてくれる人もたくさんいました。人と人とのつながりが現代は希薄になったなんて言いますが、そんなことは絶対ないと断言できます。

    このように、やさしい人、素晴らしい自然、誇れる文化、おいしい食べ物・・・がない地域の方が逆にレアなのです。

    秋田県のディスティネーションキャンペーンや国民文化祭などのイベントが来年、再来年と迫っています。そのため、県では観光に力を入れるようです。
    しかし、県のパンフレットや今後の政策目標を見ると、決まって出てくるのが上記の抽象的な表現なんですね。売り出す立場の人たちが本当に秋田のことをいいと思っているのか、大いに疑問ですし、これで観光が活性化されるんだろうかと感じます。

    秋田の何を売り出していくのか・・・ もっと具体的なビジョンがなければ、観光は難しいと思います。
    秋田よりもはるかに資源が少ないにも関わらず、観光で成功を収めている地域は全国にたくさんあるのです。秋田県はPRが下手だと言われますが、それはPRに具体性がないからなんじゃないの? と、感じているこの頃です。
    | - | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |
    謹賀新年
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       あけましておめでとうございます

      今年もスタジオいなごを宜しくお願いいたします
      | - | 00:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |
      大みそか
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        今年もスタジオいなごをご愛顧いただきありがとうございました。
        来年も宜しくお願いいたします。
        | - | 19:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |
        パンフレット
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          年末ということで部屋の大掃除をしていたら、いろんな地域のパンフレットがどっさり出てきました。
          私は趣味でも仕事でも日本各地を放浪して歩いておりますが、これまで実際に足を運んで集めたパンフレットの数は数千枚にもなります。
          こういう機会なので丁寧に見てみました。やはり、観光に力を入れている地域と、そうでないところの差が歴然と出るのがこういったパンフレットです。
          とにかく膨大な量で、まったく整理しきれていません・・・
          いつかしっかりまとめたいと思っているのですが・・・

          以前に秋田県の新人職員の研修で講演をしたことがあるのですが、秋田県の魅力について「あたたかい人々」「豊かな自然」「おいしい食べ物」と話す職員が多いです。
          しかし、そんなものはどこに行ってもあるわけですね。むしろ、無い方が珍しいです。各地のパンフレットを見ていて、強く感じました。

          特に「あたたかい人」なんて、いない方が本当にレアです。私は旅先で金が30円くらいしかない状態に陥ったこともありましたが、そんなときも無償で泊めてくれた人もいましたし、遠くまで車に乗せてくれた人もいました。世の中、悪い人の方が少ないと思っています。
          話がそれましたが、「秋田県の魅力を売り出す」のであれば、そういう抽象的なテーマを掲げるのではなく、もっと具体的に「何を売り出したいのか」を打ち出していかなければ厳しいんではないかと思いますね。その土地ならではの、「豊かな自然」「おいしい食べ物」でなければなりません。ましてや、観光を今後の県の政策として打ち出していくんであれば。
          | - | 22:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |
          大阪中央郵便局
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            大阪駅前にある 旧大阪中央郵便局が取り壊されるようです。

            旧大阪中央郵便局は、昭和14年に吉田鉄郎の設計で建てられた戦前の日本を代表するモダニズム建築の1つです。東京中央郵便局はすでに取り壊されて高層化が進んでおり、ついに大阪も同じ運命をたどるようです。

            旧東京中央郵便局の前にある東京駅は、市民レベルで保存運動が起きて保存が決まった背景があります。しかし、東京、大阪の各郵便局はそういった保存運動はおきませんでした。建築学会やドコモモが保存要望書を出したりしましたし、鳩山邦夫が取り壊しに待ったをかける騒動もありましたが、いずれも実らず。外壁の部分保存ということで決着をつけられました。

            特に、鳩山氏が登場したことによって、政治問題に発展して、メディアで郵政民営化の見直し云々の観点で報道されてしまったのが悲しかったです。この建築になぜ価値があるのか、という視点で議論がほとんどされませんでした。そして、鳩山氏は今回の大阪の取り壊しでは特に何も動きを見せていないようで、結局はパフォーマンスだったのかなあと思います。

            東京、大阪の各郵便局は「どうしてこんなものに価値があるの?」と思われがちです。ある意味、「なぜ価値があるのかわからない」と思われることに価値があるのだと思います。いわば、そのへんにある普通のビルの先駆なわけですから。当時、どれだけ斬新で先駆的な建築であったかがわかると思います。

            国の文化財行政は、明治以降の建築に関しては本当に価値のあるものを残せなかった苦い経験がたくさんあるわけですが、また今回もか・・・という事例で、残念でなりません。

            | - | 18:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |
            岩手銀行中ノ橋支店
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               重要文化財「岩手銀行中ノ橋支店」が、来年6月で営業を終えるそうです。

              東日本大震災で亀裂が入ったり、老朽化が主な理由のようです。重文の銀行が現役で営業している例はとても珍しく、それでいて改造がほとんどされていない貴重な建築だったのですが・・・

              営業終了後は修復されて記念館になるようです。記念館になると、現役時代は見学できなかった部屋などが公開されるので嬉しいのですが、「現役」で「当初の目的通りに使われている」建築特有の輝きは失われてしまうような気がしてなりません。

              設計は辰野金吾ですが、6月には彼の代表作である「東京駅」が復原されて、グランドオープンします。「東京駅」の華やかさの傍らで、岩銀がひっそりと営業を終えてしまうのは何とも残念であります。

              ちなみに、岩銀のデザインを東京駅の復原で参考にしたと言われています。確かに、岩銀は辰野のデザインの特徴が非常によくあらわれており、彼の作品のなかでも傑作の1つに挙げていいのではないかと思います。

              竣工当時からランドマーク的な存在で、宮澤賢治が詩に詠んだことでも知られますが、今なお盛岡のシンボルたる建築と言えるでしょう。
              これからも大切に保存していっていただきたいです。
              | - | 11:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |
              江藤家住宅
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                先日、熊本に行ってきたときに重要文化財の江藤家住宅に立ち寄ってきました。
                江藤家は江戸時代末期に建てられた豪農の住宅で、当時の農家としては珍しい瓦葺の家です。熊本空港から近く、アクセスにはとても便利です。

                江藤家は現在も当主が生活しているので、一般公開は年に数回ですが、ラッキーなことにこの日はたまたま公開日でした。
                敷地内には地元の高齢者の方々がボランティアスタッフとして集まっていて、丁寧に解説をしてくれました。屋敷の中では、これまた地元の愛好家が琴の演奏をしていました。これほどの内容でありながら、入場料は一切掛かりません。

                築170年ほどを経た江藤家住宅の主屋

                馬屋の前にボランティアスタッフが集まっている。


                埼玉からきたと話したら、当主の江藤さんが直々に案内してくださり、2階にもあげていただきました。さらに、お茶とお菓子も出してくださいました。とてもあたたかいおもてなしに感動し、やっぱり民家は人が住んでこそ文化財としての価値があると思いました。

                そして、地元のボランティアの人たちがとにかく案内に慣れていて、びっくりです。お話も面白いですし、地域の歴史や観光なども親切に教えてくれます。江藤さんいわく、特別公開などのイベントなどがあるとみなさんが自発的に集まってくれるそうです。

                私は秋田県の総合政策審議会で「協働」部門の委員を務めていましたが、江藤家住宅と地域住民の皆さんの姿に「協働」の理想形を見たように思いました。秋田県は高齢化率が日本一です。その上、高齢者の自殺者数も非常に多く、孤独死を迎えている人も少なくありません。高齢者の生きがいを創出することは、秋田県の政策に不可欠だと思います。

                秋田県にも重要文化財の民家はたくさんありますが、こういった江藤家のようなボランティアのシステムが充分に構築されているとは言えないのではないでしょうか。
                たとえば、羽後町でも趣味でフラダンスとか民謡を勉強しているグループがあります。発表の場として町の文化祭などがありますが、それは内輪的なイベントで、観光客向けのものではありません。

                文化財の一般公開のように観光客が訪れるイベントで発表する場を作れば、練習の成果をより広く多くの人に見てもらえますし、やりがいもあるのではないかと思います。練習にも熱が入りそうですし、こうした積み重ねが地域の文化を盛り上げていくと私は考えています。

                もうすぐ、秋田県とJRが共同で行う「ディスティネーションキャンペーン」が始まります。全国から多くの観光客がやってくることと思います。
                そのときまでに、地元のことをよく知っている高齢者に、ぜひともボランティアガイドとして動ける場を作るべきだと思います。そして、地元の愛好家に、文化財なり観光地なりで日ごろの成果を披露してもらう。県民全体で、お客さんを迎え入れる体制づくりをすべきです。

                地元にいる人材を活かすことは、こういう小さなことから始められます。

                | - | 18:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |
                県立と市立
                0

                  私は秋田県の総合政策審議会の委員を2年やってきましたが、この会議に出たことで、県と市町村の連携がいかに取れていないかがよくわかりました。

                  建築好きが高じて沖縄を除く全都道府県を訪問したことがありますが、文化施設などの建築を見ていると地方の二重行政の実態がとてもよくわかります。
                  県立と市立の両方が、県庁所在地など、同じ市内にあることが多い施設の代表格として、

                  体育館
                  美術館
                  図書館

                  などが挙げられると思います。大都市だと大学なども挙げられるでしょう。

                  秋田市には、秋田県立体育館と秋田市体育館が1キロくらいしか離れていない目と鼻の先にあり、しかも両方とも有名建築家の設計です。

                  秋田に行くと行くたびに駅前が衰退していっている印象を受けます。県と市が連携せずに場当たり的に都市計画を進めてしまった実態がはっきりと表れています。

                  | - | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |
                  東京の田舎
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                    新宿駅から1時間10分ほどのところに、武蔵五日市駅という駅があります。
                    そこからバスでさらに50分、東京の離島部を除けば唯一の村である檜原村があります。

                    バスの終点・藤倉から山道を40分ほど上ったところに、重要文化財の旧小林家住宅があります。ネットを見ても、あまりこの民家の画像がUPされていないのですが、それはめちゃくちゃ訪問しにくい場所にあるからに他なりません。
                    私もこの民家は未探訪でしたが、ようやく行くことができました。これで東京都内の重文建築はすべて訪問完了です。


                    屋根がトタンで覆われておりかなり傷みが激しいのですが、来年から3年かけて茅葺きに復元する工事を始めるそうです。

                    4年前まで実際に家として使われていたそうですが、現在は村が買い取ったとのこと。土日は管理人が常駐していて、詳しい話を訊くことができます。それにしても、前の家主はサラリーマンをしていたそうで、この家から会社まで通っていたとか・・・ 凄い・・・


                    裏山から臨む風景はここが東京であるとは思えないほどです。空気が澄んでいます。

                    山間には他にも民家が数件点在しており、あまりに急勾配なため住民専用の福祉モノレールが整備されています。私はもちろん普通に山道を上りましたが、イベント時は特別にモノレールに乗車できるようで、鉄道ファンの訪問も多いそうです。




                    家の中にはまだ家財道具が一部残されており、生活感が漂っています。復元されると綺麗にはなるでしょうが、人が住んでいる家特有の風情がなくなってしまいそうです。

                    屋根裏にも上らせてもらいました。カメムシがいっぱいいましたが、埼玉暮らしを始めてから見ることがほとんどなく、秋田では毛嫌いしていたものにまでなんとなく懐かしさを感じてしまいました(もちろん、カメムシは好きにはなれませんが・・・)。田舎の空気は心を癒してくれます。

                    現在の姿を見ることができるのは来年1月までだそうです。ちょっとしたハイキングにも良いと思いましたので、ぜひ足を運んでみていただきたいです。

                    | - | 11:27 | comments(1) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |
                    東京駅
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                      仕事で東京駅を取材中なので、結構詳しくなってきているこの頃です。飲み屋とか食事処の位置などもかなり頭に入ってきました。

                      東京駅は常に進化しているなあという印象を受けます。東京駅とサグラダファミリアはいつになっても完成しないと言っている人がいましたが、本当にその通りで、東北本線の延伸工事もやっていますし、つくばエクスプレスも秋葉原から延伸される構想があります。
                      駅構内もどんどんお店ができていて、2〜3年行っていないとまるで別の駅に錯覚してしまうのではないでしょうか。ある意味、変化が激しい東京と言う都市の姿をそのまま表している駅と言えそうです。

                      さて、東京駅と言えば辰野金吾設計の赤レンガ駅舎ですが、こちらもずっと前から復原工事をやっていて、来年6月に完成するそうです。先日行ったら、南口の一部分が覆いが取れていました。
                      この部分だけを見ると同じ設計者による岩手銀行中ノ橋支店を彷彿とさせます。屋根がやたらとにぎやかで、いかにも辰野らしい作風と思います。全貌が明らかになるのが楽しみです。

                      | - | 10:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |