「人柄がやさしい」
「素晴らしい自然がある」
「誇れる文化がある」
「おいしい食べ物がある」
これらは、以前、秋田県庁である職員さんと話した時に出た回答です。
正直、これらのものって秋田県じゃなくてもどこの県にもあります。全然珍しいものではありません。
そう言うと東京には自然がない、と反論されそうですがとんでもない。多摩地方の檜原村の自然、そして世界遺産登録の小笠原諸島など、東京は素晴らしい自然の宝庫です。
私は大学時代に日本各地を放浪しましたが、ヒッチハイクをすれば乗せてくれる人はたくさんいましたし、見ず知らずの私を無償で家に泊めてくれる人もたくさんいました。人と人とのつながりが現代は希薄になったなんて言いますが、そんなことは絶対ないと断言できます。
このように、やさしい人、素晴らしい自然、誇れる文化、おいしい食べ物・・・がない地域の方が逆にレアなのです。
秋田県のディスティネーションキャンペーンや国民文化祭などのイベントが来年、再来年と迫っています。そのため、県では観光に力を入れるようです。
しかし、県のパンフレットや今後の政策目標を見ると、決まって出てくるのが上記の抽象的な表現なんですね。売り出す立場の人たちが本当に秋田のことをいいと思っているのか、大いに疑問ですし、これで観光が活性化されるんだろうかと感じます。
秋田の何を売り出していくのか・・・ もっと具体的なビジョンがなければ、観光は難しいと思います。
秋田よりもはるかに資源が少ないにも関わらず、観光で成功を収めている地域は全国にたくさんあるのです。秋田県はPRが下手だと言われますが、それはPRに具体性がないからなんじゃないの? と、感じているこの頃です。
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